どうしてそこまで言われなければいけないの?

わたしは大学でお掃除の仕事をしています。コの字の形をしており、高層ビルの8階建。俗にビル風と呼ばれる強風に煽られることも多々あり。
主に学内での作業ですが、学生さんたちが共有する教室、廊下、階段、トイレ、コミュニティルームが大まかな作業範囲です。この範囲の8倍が仕事量となるので、結構わたしには、こたえます。毎日、老体に鞭打って作業しています。「たかが掃除、されど掃除」です。

そういったなかで「どうしてそこまで言われなければいけないの?」という本題に入るわけですが、まったく意味が分からない、と言ったわたしでした。
大学での清掃業務のチェック担当者(大学職員)からもらった、A4サイズの一枚の紙きれ。「トイレの掃除がされていない」という内容のものでした。
当時一緒に作業していた、仕事仲間の彼とトイレへと点検に向かいます。二人の点検後の感想は「きれいだよね、どこのことを指して言っているんだろう?」と
二人とも同じだったのですが、その後も、何度考えても分からずにいると、その言われた原因として考えられることとは「掃除する側」の視点と「利用している側」との視点の違いにあったようです。

また、この大学では地方からのお偉い先生がたが、お客様として訪れます。そのためもっと神経をとがらせての作業が必要とされたのです。
それだけに清掃に対しての注意や清掃の視点を広げなければならなかった。そのことに気づいたのは、この紙を最後まで読んでしまうまで、気づかなかったのです。

その最後に書かれていたこととは、「大学の品位を著しく貶める(おとしめる)行為である。」という内容のものでした。
このことは、わたしが口頭で言われるより、一枚の紙によって書かれ伝えられたものだった。その紙を読みすすむにつれ、、書かれた方(大学職員)の
怒りの感情がだんだん強くなっていき、最後には怒りが爆発していた様子が文面から汲みとれました。
わたしは半ば「なんでここまで言われなければいけないの?」と怒りの感情も湧きましたが、だんだん時間が経つにつれ、情けない感情がそれ以上に強くなり、「ここまで言われてまで続けなければいけない仕事かな?」とずいぶんと悩んだものです。ちなみに現在もこのまま仕事を続けています。